ドイツ・オーストリア訪問


牛乳の初乳加温処理装置(プレートパスチュライザー)と液体の充填機(カップフィラー)
の導入のために、ドイツ・バイエルン州とオーストリア・ザルツブルグの農家3軒を訪ねました。
https://www.youtube.com/watch?v=HXMJZJCsg-0
ドイツ、オーストリアでは2割の酪農家が直接牛乳を消費者に販売しているそうです。
地域の学校や民家などと直接契約しています。
直接牛乳を販売する事で、1Lあたり4倍の収入があるそうです。
1軒目の農家は、3リットルのボトルを週2回700軒の民家に届けています。
2軒目の農家は、チョコレートミルクやフルーツミルクを作って、充填機で梱包まで済ませています。
17頭の乳牛しか飼っていませんが、250MLのボトルを2500個毎日販売しています。
夏休みで学校が休校した時にだけ地元のチーズ加工会社に牛乳を販売していますが、
あとは全て自前で販売しています。
3軒目の農家は、9頭の乳牛を飼っています。充填機を使用して250MLを500個販売しています。
奥さんが3人の小中学生のお子さんの子育ての合間に製品加工しています。
今回導入するカップフィラーは1時間1200個充填します。
牛乳でもヨーグルトでも水でも、液体であれば何でもOKです。
大工場の大量生産又は趣味レベルの手作業という両極端しかない日本のマーケットに
中規模の生産体制を提供できる画期的なマシーンです。
17頭や9頭の乳牛を飼っていると聞いて、日本の大規模化まっしぐらの農家は
馬鹿な話と思うかもしれません。日本の乳価の3分の1程度の中で競争を強いられている
ドイツ、オーストリアでは補助金もほとんど無い中で、農家が知恵を絞っていて
大変勉強になりました。
