バイオガス発電プラント
ミュンヘン郊外のバイオガス発電プラントを訪れました。
80kw、300kw、120kwと小規模なプラントを3種類見学しました。
どのプラントにも共通していたのが、エンジン2基体制、タンクや配管など
ほとんどを自前で家族や仲間と建設している事です。
また、どのバイオガス発電プラントも、木質切削チップの乾燥にエンジンの排熱を利用していました。
バイオガス発電からのエネルギーは3分の1が電気、3分の2が熱と言っていました。
バイオガス発電のある地域はその排熱から熱交換したお湯で地域暖房をし、
同時に排熱で他の地域のチップボイラーに使用する
チップを乾燥し、チップを売っています。再生可能エネルギーの助け合いです。
日本で何億円もかかる工事が、賃金が日本よりも高いドイツでは4割以下の価格で
出来ています。
家を建設する時も同じですが、日本の工事はやけに高いです。
坪単価=55万円だから、お宅は50坪で、55×50なんていう世界感に
反抗して、自前で家を建設してみて良く分かりました。
また、バイオガス発電プラントの規模が先行して、投入する堆肥やサイレージの確保が
後回しになっている場合が多いです。
今回案内してくれた地域のバイオガスプラント100基の建設に携わったご主人は
自分の農家の経営を変えないで、他から買ってこなくても成り立つ
身の丈に合ったバイオガス発電をしなければならないと力説していました。
他から糞尿を買ってくるようでは、トラックの運搬や人件費、離農や他へ販売されるリスクなど、
自前でやればかからない経費がたくさんかかるとの事です。
大変勉強になった1日でした。




