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トラクター駆動の穀物乾燥機 AGREX社

イタリアAGREX社の極東地区担当者が来日したので、3日間、北海道と東北のお客様を訪問する旅をしてきました。

日本ではコメを乾燥する事を前提の乾燥機が主流なので、非常に長い時間、低い温度で乾燥させるため、麦やコーンなど一気に大量収穫出来てしまう穀物を乾燥させるのが大変な状況になっています。

乾燥が間に合わないため、一部は自分のコメ用で乾燥し、一部は農協に出して、一部は友達に頼んでいる人などキャパシティー不足になっている方が大勢いらっしゃいます。

また、他人に乾燥を頼んだ際のコストは莫大で、計算したら、何のために穀物を栽培しているのか分からなくなります。

 

AGREX社では移動式のトラクター駆動の乾燥機を製造しております。

トラクター駆動ですから、電気をつなぐ必要がないので(トラクターが無ければ電気をつなぐ事も出来ます。)

ピーク時に合わせた高い電気代を電力会社に払う必要がありません。

バーナーの温度を調整し、ゆっくり乾燥させる事も出来ます。

 

北海道で昨年導入されたお客様は、大量に収穫される麦の一時乾燥にAGREXを使用しています。

25%から16%くらいまでAGREXで乾燥させて、一度中間ホッパーに麦を貯めて、次に収穫してきた麦を乾燥させます。一度水分率をある程度まで落とせば、あとはゆっくり日本式の乾燥機で暇をみて乾燥できるそうです。

 

当初日本式の乾燥機を何台も並べる予定でしたが、たった2台置くだけで済んだそうです。

空いたスペースにはオーストリアから輸入した中間ホッパーを置いて、一時乾燥した穀物を貯蔵するのに使用しています。

 

特に最近始まったコーンの生産者の方には、このAGREX乾燥機はとても有効的であるとの事です。

 

岩手県、福島県と旅を続け、岩手では地元の小さな農地をまとめて堅実な農業を営むお客様とお会いしました。

コーン栽培を数年前に始められており、AGREXの乾燥機のお問い合わせをいただいておりましたので、直接ご訪問し、お話をする事が出来ました。

このお客様の小麦だけを使っているという巨大なパン屋さんへ連れて行って下さりました。

良い小麦とパン屋が巡りあったら、こんなに巨大な人気パン店になるのだなとびっくりしました。

 

福島県では国立の農業研究所へ行ってきました。

新しい穀物に合わせた乾燥機を導入しなければ、日本での多様で大型な農業は成り立たないと思います。

研究機関がAGREXに興味を持ってくれる事は喜ばしい事でした。

 

AGREX 移動式乾燥機 動画

https://www.youtube.com/watch?v=v3dRfJ7KOKk

 

北海道では、3方向壁で、正面だけあいているスペースに屋根をかけ、雨の日でも作業できるようにしています。