【海外視察レポ】展示会「FRUIT LOGISTICA」
先日、当社代表が北海道から2名のお客様と共に、海外の展示会・企業視察へ行ってきました。
今回の視察は、これからの日本の農業をより良くするためのヒントが詰まった、非常に有意義なものとなりました。数回に分けて、その模様をレポートさせていただきます。
FRUIT LOGISTICA
まずは、ドイツ・ベルリンで開催された世界最大級の国際青果物マーケティング展示会「FRUIT LOGISTICA(フルーツ・ロジスティカ)」です。
会場では、最新の収穫後の技術(選別・梱包・物流など)に関して世界中の革新的なソリューションが一堂に会していました。


今回、同行いただいた農家様と流通業者様は、現状ではなかなか解決できない課題を抱えておられました。
【農家様の課題】
・タマネギ3個をネットに詰める機械。
・ジャガイモ700gパックを自動で作れる、小回りの利く機械。
・地元のスーパーにも卸せるよう、大型ではなく、個人農家でも導入しやすい小型の選別機を探している。
【流通業者様の課題】
・現在のラインでは表面しか確認できない。タマネギの内部の腐れまで見分けられる精度がほしい。
・サイズごとの仕分けだけでなく、最終的な重量調整や多様なパッキング(ネット・袋など)を自動化し、人の手作業を減らしたい。
世界で見つけた「ひとりひとりに寄り添う」技術
日本でも「一貫した生産ライン」での機械は多いものの、個々のニーズに寄り添った「ちょうどいいサイズ・この工程だけ」の機械を見つけるのが難しいのが現状です。しかし会場を歩いて驚いたのは、数十社のメーカーがお客様のニーズに応えていることです。日本にはない、自分たちにあった機械を見つけることができます。
例えば、「一袋あたり何グラム(または何キロ)にするか」「袋にするかネットにするか」を巨大なホッパーに投入するだけで、自由に組み合わせられる、非常に便利な「計量+梱包機」が多数紹介されていました。
選別機だけがほしい、洗浄機だけがほしい、といった一軒の農家さんの悩みを解決できるだけでなく、価格面でも、品質に定評のあるオランダ製を筆頭に、スペイン製、コストパフォーマンスに優れた中国製など、選択肢も多岐にわたりました。
そのため、お客様も、非常に熱心に見学・相談されていました。
やはり、「見聞を広げる」ことは大切ですね。
今回、収穫後の処理ひとつとっても、これほどまでに多様な選択肢があるということを再確認することができました。
以下に、展示会で見学してきた企業のYouTube動画を掲載いたします。是非ご覧ください!
次回は、さらに深い学びを得るために向かった「現地メーカーの直接視察」の様子を詳しくご紹介いたします。楽しみにお待ちください。
